SARA

SARA

3方向を建物に囲まれ、北側道路に開けた都心密集住宅街に建つ、5階建RC造の賃貸集合住宅。
11戸+一階は店舗になっており、基準フロアを3住戸で構成している。手前に道路に対して角度をつけた1戸、奥に2戸を配置することで、屋外空間を路地状に引き込み道路から奥行きをつくり、そこに向けて窓を開く計画とした。
周辺建物との関係を丁寧に反映したプライバシーの確保された「窓の外」の空間を作ることで、カーテンを開いたままでも心地よく、都市居住の魅力を感じられる居住空間をつくっている。

photo:Nacása & Partners